ひとつ前のエントリーで「是非新潟にいらしてください」と書きましたら、鶴丸さんからコメントをいただきました。「ラジオで『車で行くのは避けてください』と言っていたけどどうなの?」というもの。良い機会なのであらためてエントリーをたてて取り上げたいと思います。
新潟県はとても広いのですが、県外の方々にはその地理感覚がいまひとつピンと来ないかも知れません。そのことをあらためて感じました。
おそらくラジオで自粛を呼びかけていたのは、被災地周辺への車での乗り入れです。 被災地ではまだ道路状態は良くありませんし、救援・復旧作業の車で大混雑をしています。
柏崎市・刈羽村など大きな被害を受けた地域はそういう状況ですが、他の地域にはまったく問題なく行くことができます。これは新幹線や関越自動車道が深刻な被害を受け、首都圏との交通が長く影響を受けた3年前との大きな違いです。
すでに北陸道もすべて開通し、国道8号線も本日開通と、大動脈の復旧は進んでいますが、新潟方面と上越方面を海岸に平行して移動するには、なお規制区間もあって困難を伴います。が、これは被災地周辺を通過しなくてはならないからです。信越線もまだ不通が続いています。
しかしたとえば首都圏から新潟県内各地に行くには、湯沢から長岡までの各地にはまったく問題なく鉄道でも車でも行けますし、長岡から新潟・新発田・村上方面の足も無傷です。新潟から佐渡への航路も問題ありません。
また上越・妙高・糸魚川方面に行くのも、高速道路なら上信越道から上越JCTを経て北陸道を富山方面に行くのはまったくスムーズに行けますし、鉄道でも、長野新幹線で信越線乗り換え、上越新幹線でほくほく線乗り換えいずれもOKです。
関西方面からは、急行きたぐにや特急北越が運休しているため鉄道での足がやや不便ですが、空の便は通常通りです。
是非新潟県内の各観光地にいらしていただきたいと思います。
本日付でこういう記事もありました。
県市長会(会長・森民夫長岡市長)と県町村会(会長・渡辺広吉聖籠町長)のうち、温泉など観光地を抱える長岡市や湯沢町、弥彦村など10市町村長は23日、泉田裕彦知事と会い、中越沖地震の風評被害防止を求める緊急要望を行った。
そしてweb版には上がっていないようですが、新潟日報7/21付朝刊には「イベント自粛せず柏崎に元気与えて 観光協 県協会に申し入れ」という見出しで、柏崎観光協会が県内各地の観光イベントなどの自粛をしないよう申し入れた、との記事がありました。
(柏崎観光協会の)内藤会長は「遠慮して自粛されても何も解決しない。むしろにぎやかなイベントで県全体を盛り上げ、被災地にも元気を与えてほしい」と訴えている。
とのこと。「遊びに行くなど気が引ける」という考えもあるでしょうが、こういう被災地からの声もあるのです。
なお、ちょっとソースを確認し切れていないのですが、3年前と比べて義援金の集まりの出足が鈍いようだ、という話も耳にしました。もし「またか」ということで足が鈍っているとすれば残念なことです。
遠くにいるけれど何かしたい。でもボランティアに行ったり、まして遊びに行くほど時間もない、というかたは、是非義援金だけでもお願いできないでしょうか。
前のエントリーにも各団体へのリンクを張りましたが、その他にもコンビニなどで義援金箱を置いているところもあるようですし、たとえばYahoo!では、ポイントを使った募金などもできるようです。
ただし、世の中には義援金の募金を名乗って資金集めをする不届きな団体などもありますから(中越地震の時もこうした街頭募金を見かけて、殴ってやりたくなりました)、募金を託す相手はよく吟味されることをおすすめします。