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2007年1月24日

証拠物件

正月に帰省した時に、袋に一杯のカセットテープを引き取って来ました。ワタシが録音したもの、亡父が録音したもの、いろいろあるのですが、いずれもえらく古いものです。どのくらい古いかというと、聞き終わったらそのままリードテープが切れてリールがからまわりしてしまったくらいの。同じ頃のものでもさすが著名メーカーのものは違いますが、格安の怪しいテープは劣化が激しい模様ですね。

多くは当時のFM番組のエアチェック。再編集なんて気の利いたことはしていないので、DJの語りやCMなどが、かえって時代を感じさせて楽しいものです。えーとそうですね、古いものは30年は経っているのではないですか。

そんなのを聴いていましたらね、途中で突然大音量で「Channel Check」とひと言。うわあびっくりした。なんだなんだと思っていたら、「Hello CQ CQ …」と始まったではないですか。

ああ、これはあれです。ワタシが当時やっていたアマチュア無線の電波が、FM放送に混信したのです。BCI(BroadCast Interfere)というやつです。低周波回路に直接影響した、いわゆるアンプIかも知れません。父親がタイマー録音していたまさにその時間帯に、ワタシが電波を出したのですね。以前も書きましたが、当時の設備はかなりお粗末なもので、アンテナと終段のマッチングがうまくとれなかったりして不要輻射まき散らし放題の、大変に迷惑な局でしたのです。近隣のお宅にTVIが出たりしたので、さすがにそれなりに対策はとったのですが、これはうっかり調整不十分で電波を出してしまった時の記録と思われます。

もともとがSSBでモガモガ言っていますので、自分の声という感じは全くしないのですが、内容からして明らかに若き日のワタシの声。いやあ恥ずかしい記録ですが懐かしいなあ。しかしCQは出したものの誰も応えてくれなかったよう。まあこんな状態ですからまともに電波も飛んでいなかったのですね。うわあますます恥ずかしいぞ。

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コメント

アメリアの映画に
古い無線機を大人になった息子が弄っているうちに亡くなった父親と交信してしまうというのがありましたね。

うちでは、古いカセットテープを再生できるデッキが無くなってしまいました。

楠さん、どうもです。

おお、ワタシの場合このテープを聴いて、エアチェックしていた本人である親父からえらい怒られたことをありありと思い出しましたので、交信してしまったのかもしれません。

カセットデッキは最近わざわざ中古で購入しました。そんな選択肢もおすすめです。

とらじろうさん、ご無沙汰致しております。私も、21Mhzの電波がラジオのないカセットテープレコーダーにRFIをかぶらせたことがありまして、何でカセットレコーダーが電波を受信するのだと責任転嫁(今風で言うと逆切れ)していたことを思い出しました。昔のテープがたくさん残っているとはうらやましいです。

ぱむとろさん、どうもです。あはは、逆ギレ。お気持ちはわかります。モノによっては基板そのものに対策を加えなくてはならなかったりするらしいですからね(アースラインが電波を拾うとか)。

古いテープは本当はデジタル化して保存すると良いのでしょうが、なかなかそこまでは手が回りません。

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