アナログ化計画進行中、しかし…
ちょっと前にCDプレイヤーを引っ張りだして来て真空管アンプにつないだりしていたのですが、アナログプレーヤーにはまだ手を出していません。そしてアナログ音源と言えば、昔々にFMエアチェックをしたりしたカセットテープが結構あることに思い至りました。音質は期待できませんけれど、とりああえずアナログだと。
しかし、いわゆるラジカセはあるのですがせっかく真空管アンプにつなぐのであれば(まあ所詮TU-870で偉そうなことを言っていても始まりませんが)、やっぱりカセットデッキがいいねえと。しかしカセットデッキはたしか故障して処分済みの筈。
ということで先日、地元のハードオフでこんなのを手に入れてしまいました。
ええと、先日のCDプレーヤーの上にとりあえず重ねていますが、ソニーのTC-K222ESJというカセットデッキ。ジャンク扱いですがチェック時には録音再生OKだったと書いてあったもの。93年頃の製品らしいですね。動作しそうなものでもっと安価なものもあったのですが、中古ですし、もともとがあまりに安物だったものは作りもチャチですぐ使えなくなるのではないか、とこの程度のものを選択した次第。ま、全く知識の無い者が一生懸命考えたって程度のしょぼい選択基準です。
で、試してみるとまず左チャンネルが聞こえません。おおっやはり駄目だったかと思いましたが、よく見てみると実は配線したときにスピーカーコードに触ってしまって、どうもそもそも抜けかけていたのが抜けただけと判明しました。あはは、お粗末。
そして、おおっ復活しましたカセットの音。長く聞いていると走行が不安定になって音が歪むことがありましたが、一度止めてまた再開すると直るので、どうもこれは走行系を徹底的に掃除すれば良いのではないかと。ざっと掃除はしましたが結構汚れていましたのでね。まあ、もともとの録音環境やテープの保管の環境もよろしくなかったので、良くこんな音聞いていたなぁ、と思うものも多いです。
しかしこれ、ハードオフで現在特価投げ売りをやっていて、もとついていた値段の半値で買えたというわけですが、これは電気用品安全法の経過措置が終了するのに伴い、4/1からは多くの中古電気製品が販売できなくなるから、ということ。いや、ワタシうかつにもこの問題を最近知った(というかハードオフの張り紙で知った)わけなのですが、これ大変なことですよ。法改正が1999年、その施行が2001年ですから、その時期以前に作られた電気製品(当然適合マークは無い)を販売することが限りなく難しくなると。
ということはあれですか、こういった中古のオーディオ機器とか、ラジオとかを手に入れることの出来る選択肢が、限りなく狭まってしまうわけですよね。中古真空管ラジオなんてもってのほか。中古BCLラジオもっ。
現に今回はこうやって安く手に入れられたわけですが、今後のことを考えると暗澹たる気分になってきましたし、そもそも今後売ることが出来ないから処分価格になっているわけで、複雑な気分ですよ。中古買うなら今ですよ、と言うこともできるかもしれないけれど、なんかそんなうきうきする気分じゃないですねえ。自分の趣味がいまアナログでアナクロな方向に向いているからってのももちろんあるのですけれど、そういった個人的な事情を離れても、モノを大事に使いつづける(たとえそこに中古品売買という過程が介在したとしても)という精神に照らしてどうなのだろう、と思わざるを得ませんよ。
アナログの音を楽しむなんて、高価な新品の高級オーディオ機器を購入できる方々にだけ許される特権なのでしょうか。笑っちゃうようなラインナップで全然なっちゃいませんけどこんな形でも結構楽しめるよ、という楽しみ方は出来なくなるのでしょうか。貧乏人は出て行けというのでしょうか(いや、言い過ぎ。でも個人的にはこの辺が一番辛いかも…苦笑)
「電気用品安全法」で検索してみると、問題点を指摘しているサイトなども結構ありますね。うーむ。
【追記】
この辺が良いかも。
【追記2】
そうそう、Palm系サイトだったのを忘れていましたが(おいおい)、PDAはどうも規制のリストの中に無いよう(見落としでなければ…)。使い方からしてそもそもが電池or充電型だからでしょう(ざっとながめて見ただけの段階ですがどうやらAC電源がひとつのポイントらしいと分かってきました。たとえばラジオでもACアダプタが切り離せるタイプのものは本体は規制対象外のよう)。しかし中古電気製品販売市場が全体として萎縮したり中古業者が「自主規制」したり(電気製品は面倒だからいっさい扱わないようにしよう、とか)すると影響が出ないとも限りませんねえ。そうなったら大変だっ。



