Palmでのメールソフト
ワタシ日常的にはいつもデスクトップ機の前に座っているような感じですので、ことさらにPalmでのメール送受信に必要性を感じないのですが、これが切実になってくるのは出張などの時です。
日常的には必要ないので、いわゆる携帯への転送などは設定していません。で、職場やプライベートのいくつかのアカウントについて、それぞれサーバーにアクセスしたいと。SPAMも多いので、できればまずヘッダと本文冒頭くらいをプレビュー受信して、不要と判断したメールをサーバー上からガシガシ消せたり、ここで読まねば、というメールだけを選択して全文受信したりできるとありがたい。
また、いくつかのMLに入っていますので、送信するときにReferenceやIn-Reply-Toヘッダをきちんと付けて、スレッドを切らない配慮も欲しい(意外とこれが少ないのです)。
こんな条件をクリアしてくれるものとして、長らくPapiMailというソフトを使っておりました。で、これに不満があったわけではないのですが、少しまえに同様の機能を実現しているもうひとつのメールソフトがあることを知りました。それがMyLetterというソフトであります。
上の一覧画面で見て頂ければわかるように、プレビュー受信したもの(半分の封筒のアイコンがついている)に、サーバーからの削除(×印)やら、全文受信(よくわからないかもしれませんが、選択しているメールのアイコンに青い矢印がついています)やらを選択していって、便利に使えます。
そして、この画面では該当部分が示せていないのですが、MLなどのスレッド表示に対応。もちろんReference、In-Reply-Toヘッダ対応です。
さらにですね、心なしかPapiMailより送受信時の動作が速いようです。きちんと比較したわけではありませんので心なしか、なのですが。ということで、これは乗り換えかな、と思っておりました。
先週の出張時に「さて、出番だな」と思い起動させると、評価期間が終わっていました。うへえ大失敗。帰宅してからシェアウェア登録をしまして、無事メインのメーラーとなれそうな。
ただ不満というか要望もあって、例えば一覧画面でどのアカウントで受信したメールか一目でわかると良いな、とか。そういうことの見極めも含めて少し使い込んでみようと思っています。出張の時だけですけれど。
あ。書き忘れましたがこのMyLetter、PalmOS5.x専用だそうですので念のため。
ところで今日、このエントリーを書くために久々にPapiMailの販売元サイトに行きましたら、7月で販売終了とか。その後はフリー版を配布するそうですが、やはりこれもCLIE撤退から繋がってくる流れなのだろうな、と寂しく思ったとらじろうでした。乗り換える、などと言っている手前えらそうなことは言えませんけれど、ずっとお世話になってきましたのでねぇ。
【6/24追記】
たいちさんからトラックバックをいただいて思い出しました。ワタシがMyLetterを知ったきっかけは、PapiMailが対応していない添付ファイルに対応したメーラーが欲しかったためでした。そしてMuchy.comのメーラーのページをそれこそ端から見ていったのでした。
そう、このメーラーのアドバンテージのひとつは、添付ファイルに対応しているという点なのでした。これを落としてはダメですね。そしてあらためてMuchy.comへの感謝も…