PDAと出会う旅
火~木と東京出張に行ってきまして、すこしのご無沙汰でございました。
19日はここで書いたようになにやらクチバシに釣られましたので、仕事のあといそいそと出掛けたのですが、ポチ氏は体調と仕事の都合で飲みには行けないとのことでして、駅前でしばし立ち話しながらブツだけ受け取って、ワタシだけラ博へとむかいました。
で、ワタシがラ博に行くことを聞きつけてやって来てくれた(別にそうでなくともいつも来てる人も…)はやし(なべ)さん、eyeさん、Landmanさん、ふじなみさんと立ち飲み屋で楽しく飲んだんですが、LandmanさんからクリップでTH55をCF60に留める技なんかを見せてもらい、思いのほかディープPalmな飲みでもあったのでした。
と思っていると、山手線内の液晶画面で映し出される「英語でシャベリオーネ」。これ、いつも結構見いってしまうのですが、ちょうど今流れているのは「おなじみの略語・IT編」ということで、PDAはPersonal Digital Assistantだよと教えてくださいます。ヒント文は「今や既に手帳代わり」とのことで、全然ヒントになってないよなぁ、と心の中でつっこみつつ、そうかそうか普及しているのか、と。
そして出張の最終日、島根からやって来ている仕事仲間が、手元に702NKを置いているのを発見。思わず「あ。ノキアですねぇ」と声をかけますと、「PDAとして使えるのが良いので最近これに変えた」とのこと。どうも以前はCLIEユーザでもあったよう。PDAと携帯を別々に持ち歩くのは面倒で、今はこれ一本でよいのが気に入っているとの話。
彼はなかなかクールなガイなのですが、こいつの話になったらちょっと生き生きと語り出した。ひょっとしたら同じ血が流れてるのかもしれんです。でもたぶんUGだサイトだと遊び倒すようなドヲタクでは無いはず。ごく普通に、スマートに使いこなしている感じ。そんな彼のクチから、「結局PDAってあんまり進化してないんですよねぇ」という言葉が出て、おもわずううむっ、と唸ったり。
そういえば行きの新幹線ではたまたま隣のにいさんがザウルス出してきました。なんか今回の出張は、PDAが普通に使われてるシーンに出会う旅だったような。
なんかねぇ、SONY撤退だなんだでバタバタしたり、地方では手に入るショップも激減したり、そんななかでPDA自体市場に見放されたのかな、というか、もう一部のドヲタクしか見向きもしないモノになりはてた的な気分になってもいたワタシですが、そりゃあ極端だろうと。世間ではそれなりに普及して居るんだよなぁ、と再確認した、そんな感じです。
Palmをダシにして、初対面の人とも何十年来の友人みたいに飲んだくれるってのもアリだけれど、そういうディープなところに浸かっていると、淡々と普通に道具として使う多くの人のことが見えなくなりはしないか、みたいなことも。自戒として。
まあ別にだからどうするとか、深い考察とかオチとかはないんですけどね。ワタシはこうするのが楽しいのでこうしているわけで。モバイルプラザで買い物して帰りましたしね。
コメント
ツールとしてのPDAが一般的に認知される日がくると嬉しいのですが...
もっと手軽な使い方が出来ればいいのにと思いつつ、機能が簡素化すれば我々のようなpalmに溺れているユーザーには物足りなくて使えないんでしょうね(^^;
Posted by: ゆーま | 2005年4月22日 08:24
じゃじゃ馬treo650に魅せられたゆーまさんならではのお言葉(笑)
好きなんだからしょうがないですよねえ。お互い。
Posted by: とらじろう | 2005年4月22日 15:59
702NK-海外ではNOKIA6630は見た目は駄目ですが使い勝手はいいですよ。ただPalmな人からするとタッチスクリーンではないので少しイライラします。
Posted by: さるぞう | 2005年4月23日 01:19
そうかなるほどタッチスクリーンでないのですね。
PIMにタッチスクリーン必須というわけでもないでしょうけれど、慣れてしまっているとおもわず画面タップしてしまって、あれ?となるかですね。
Posted by: とらじろう | 2005年4月23日 15:55
なんと!信じられませんでしょうが、5年前からPHSとPALMだけで、生き抜いてきました、本日、やっと浦島太郎のごとく、NOKIA6630を購入いたしました。
(ハズカシナガラカエッテテキマシタ)(>_<)
Posted by: keizo | 2005年7月30日 23:32
keizoさんどうもです。いや、環境は人それぞれ。
長く使えるのがホンモノ、という考えもあるでしょうし。
Posted by: とらじろう | 2005年7月30日 23:45