ネギだっておしゃれしたい
というようなコピーがあったな昔。糸井重里は評価しなかったけれど一世を風靡したコピー技法で、大元は「おしりだって洗って欲しい」でしたよね。(まったく口から出任せで書いているので信じてはいけません)
ええと、今日買ってきたネギですがこれです。
クリックすると拡大しますので是非とも大きくしてご覧下さい。
「おしゃれねぎ」です。「ぎ」の濁点がハートマークになっていて、ギャルっぽいイメージを漂わせていますが(漂いますか?)、なぜか「すてきなママよ」という冠が付いてしまいました。不思議なワカメのような縁取りのせいで、もうギャルは卒業どころかヤンママにすらみえません。
50代主婦。といったところでしょうか。これではいかん、と思ったのでしょう。上のほうでそんなイメージをうち消そうと躍起になっておりますよ。わたし、いつでも旬です!!
これ書類上とかの商品名はどうなるんでしょうか。「わたしいつでも旬です!!すてきなママよおしゃれねぎ」ってうるさいよおまえ。ま、そんなこたぁないでしょうけど、じつは裏面にもなんだかいろいろ書いてあります。もう紹介するのも面倒です。
ともかく過剰なメッセージ。こういうの、なんていうんですかね、陥りやすい罠なんですよね。あれもこれも付け足したくなるんですよ。そこをばっさりシンプルに決めるのが渋いのです。それが野菜界のプリンス/プリンセスになれるか否かの分かれ目です。インカのめざめ(そういうジャガイモがあるんだよ)が泣きます。
ちなみにこいつを出荷したJAとぴあ浜松のページをみると
管内では「グリーンスティック」「ねぎっこ」「おねぎちゃん」そして「おしゃれねぎ」のブランドで全国各地で販売され人気を得ています。
…おねぎちゃん…
「好き好きぴちぴち」とか「ラブリー&プリティー」とか余計な冠が付いていないことを祈ります。



