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2004年4月17日

My Palmのなかみ4:通信・データベース・生活・Windows連携編

連載第4回。やっとラストにたどり着ける…かな。これまでの記事は下記のとおりです。
 My Palmのなかみ1:置き換えアプリ編
 My Palmのなかみ2:テキスト・グラフィック・日本語環境編
 My Palmのなかみ3:システム・機能拡張編

・ホームページ閲覧

 WebPro

英語版Tungsten T標準のWebブラウザ。ただしROMには入っておらず、付属のCD-ROMからインストールします。J-OS環境ではEUCのページなどが化けるのですが、CJKOSをつかうと解決。ただしフォーム入力は化けます。このへんはかつてのこちらの記事でスクリーンショットとともに詳しくふれています。

 Xiino3.0

かつての定番ブラウザXiinoのPalmOS5対応版。英語版ですが日本語も表示できます。いちばんのアドバンテージは、上記WebProと違ってフォーム入力などが化けないこと。ただし制約もあります。このへんはやはり以前のこの記事で詳しくふれています。その後レジストしました。
ちなみにNX73Vでは標準のNetFrontを使っていますが、このXiinoの方が都合の良いことも。それについてはこの記事で。

 配布元:mobirusのXiino 3.0のページ

・メール

 PaPi-Mail J

PaPi-Mail J

複数アカウントに対応していること、In-Reply-Toヘッダを出力すること(MLの投稿なんかには重要だけどパームウェアでは意外とすくない)などが決め手となって選択。なんといっても嬉しいのは、ヘッダと本文冒頭だけを取得してリスト表示し、そこから選択して受信したりサーバーから削除したり出来ることです。普段メールの読み書きはPC主体だけれど、出先でも重要なメールはチェックしたい、という私のような者にはぴったりです。また長期の出張などで放っておくと職場のサーバーはSPAMだらけになるので、こいつで消していけるのは本当に重宝しています。
なお上の画面は当blogへのコメント・スパムが報知されたときのもの。なお第2回でとりあげたSelectFontのおかげでスモールフォント表示が出来るようになり、ますます使い勝手が向上しました。嬉しい!

・データベース管理

 Pico

JFile4形式のデータベースを閲覧・編集できるアプリ。この間の怒濤の仕事ではPalmに入れていたデータベースが大活躍し、このアプリの使用頻度が急上昇しました。

・辞書

 KDIC

辞書検索アプリ。多くの方が対応辞書を公開されているのが魅力です。いちばん使わせてもらっているのが郵便番号辞書でしょうか。もちろんKDIC DAも活用しています。

 WDIC

PDIC形式の辞書の検索が出来るアプリ。なんといってもこれが力を発揮するのは英辞郎の利用でしょう。これは最強。なまじの電子辞書を寄せ付けません。データの大きさの割には検索もスムーズで、ほとんどストレスがありません。そしてもっと素晴らしいことに、このWDICはDocリーダーでもあり、表示させているDocの単語をタップすると即座に辞書が引けるのですね。これ、最初に体験したときは感激で震えましたよ。ワタシ自身はPalmに流し込んだ英文をじっくり読む場面というのは滅多にないのですが、そういう機会が多い人は絶対手放せなくなることうたがいなしです。

・旅行

 DA TrainTime

定番の時刻表アプリ。普段は徒歩通勤のワタシも、出張の時などにはおおいにお世話になります。この辺の記事でもちょっとふれています。

・地図

 秋葉マップTi

小学生の頃から秋葉原に通っていたワタシでも迷うときは迷いますからねぇ。路線図の類は意地で(なぜ?)入れないワタシも、これは入れてます。今や遠く離れてしょっちゅう通うわけにもいかず、このアプリで秋葉原や日本橋の様子を眺めて思い出にふけるという妙な使用法も。そういえば以前googlewhack-japanで、「伊能忠敬の」「秋葉マップ」ってのが打撃十傑(いや、機長さんか名もない走り屋さん時代のクリティカルヒットだったかな…)にとりあげられたことがあったなぁ。遠い目…。

・デスクトップ支援(Win)

 JFedit Pro

母艦上でJFile形式のデータベースを作製するWiindowsアプリ。PalmにはJFile入れていなくてPicoで用は足りるのですが、デスクトップで作業するために。PicoがJFile4.x形式を使うので、こちらも最新版のJFedit 5ではなくJFedit Proです。

 配布元:hugoland

 Mocha W32 PPP

シリアル接続したPalmから母艦を介してネットワークに接続することができるWindowsアプリ。これは実はBluetoothを介してTungsten Tを母艦にシリアル接続し、ネットに繋げるのに使っています。母艦にUSBアダプタを付けてのBluetooth接続ですから、独自のアクセスポイントを使った無線LANとは違い、母艦が起動していることが前提で、ほぼ母艦のある部屋の中くらいしか電波が飛びません。そんな時は母艦でWEBとか見ればいいわけで、通信系のパームウェアをT|T上で試すときくらいしか出番はありません。

・変換ソフト(Win)

 PiloWeb Pro

もはや説明の必要もないでしょう。定番中の定番。母艦で巡回したWEBサイトをDocにしてくれてHotSync予約までしてくれます。

 KPilo V1

PiloWeb同様、母艦でWEB巡回してDoc変換等をしてくれるアプリですが、これのポイントはRSSに対応していることです。作者のはしもとさんは、PiloWebと機能がかぶることを意識されたうえで、高機能と自在なカスタマイズという方向で進めておられるようです。以前この記事で紹介をしました。

 TrainConv Exploler

上記DA TrainTimeで使うNextTrain形式のデータを、WEB上の時刻表データから作製するアプリ。私の場合あまり活用できていませんが…。

 HandStory Suite

第2回でふれたHandStoryと連携して、WEBをクリップしたり、画像・テキストを変換してPalmに送り込むアプリ。IEの右クリック・メニューに追加されるのでとても便利です。

 おにぎり

これも定番となった感がありますね。PC上で選択した任意のテキストをPalmに送り込むアプリ。こう書くと簡単ですが、その活用範囲はじつにさまざま。本当に素晴らしい発想だと思います。

・その他

 HAL 9000

ゲームなんかも入れてないわけではないのですが、最後にこいつを紹介しましょう。これはやはりスクリーンショットよりは写真で紹介するべきですね。ピントが甘いですが。

HAL 9000

ええ、あいつです。起動させておくとしゃべります。I'm sorry, I'm afraid I can't do that. なんて言われると不安になります。デイジー、デイジー…とあの歌も歌います。タップするとJust what do you think you are doing? などとぬかします。憎たらしくもかわゆい奴です。T|Tの筐体との相性がなかなかでしょ。

 配布元:EJSE, IncのHAL 9000 のページ

ざっとこんなところで全4回分終了です。第1回で書いたように、全部というより主に使っているものです。また、以前入れていたけれどRAMシェイプアップにともなってはずしたアプリもたくさんあり、それらも今回はリストアップしていません。それでも思いのほか手間がかかりました。どうしてもあれこれコメントをつけたくなるので…。これはもう性ですね。しかしこの作業のおかげで、自分のPalmの使い方を見直せたようにも思います。他の方のを見ていて、ああ、これは使いたいな…というのも。それやこれやでなかなか楽しめました。

そして最後にふたたび。素晴らしいアプリをフリー/シェアウェアとして公開してくださっているすべての作者の皆さんに心から感謝。

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