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2004年2月 6日

原点

野帳という物があります。土木・建築業の方にはお馴染みでしょうが、そうでない方にはちょっと耳慣れない名前かも知れません。基本的にはノートというかメモ帳ですが、「」帳というその名の通り、屋外で使用するための工夫が施されたものです。例えばコクヨの「測量野帳」シリーズについての下記ページをご参照下さい。

コクヨの使ってね!!っと

屋外使用のために工夫されているポイントは
・ポケットサイズで薄い
・表紙が厚く下敷きの役割をするため、手に持ったまま書きやすい
・(タイプによっては)防水加工が施される

このコクヨの測量野帳、そういえば学生時代に一時使ってみたことがあります。フィールドワーク系の分野を専攻している知人が使っていたのをみて、かっこいいな、と思ったのでした。コクヨのセ-Y3という、緑の表紙で3mm方眼のやつ。考えてみればこれって、PDAのコンセプトと(一部)重なりますね。携帯性を重視して、どこでも簡単に記録できる。研究室なり事務所なりに戻ったら、野帳のデータをもとに正式な書類を作るわけで、これはまさに母艦とHotSyncの感覚。

当時はただかっこいいからと真似をして持ち歩いていたわけですが(そして別段有効に活用していたわけでも無かったのですが)、考えてみたらこれが原点かな、と思った次第。

そう思ったら、「野帳」や「フィールドワーク」をキーワードにして、自分なりのPalmのさらなる活用法が見えてきそうな気がしてきました。わかったような顔をしていながら、結局自分はPalmをスケジュール帳でありアドレス帳であり、そしてプラスアルファとして遊べるオモチャであるという目でしか見ていなかったのかな、と。現場での記録、そして現場でのデータ参照という点を基本に据えると、そこから様々な活用ができるのだということは、頭ではわかっていながら、真に自分のこととして考えていなかったのかもしれません。

まだ漠然としていますが、なんかいろいろなアイディアが出てきそうな予感。

ちなみにこんなことを考えたのは、ちょっと前にパルマガからリンクされていたこのサイトに触発されてのことでした。

考古学のためのデジタル情報技術

とくにその中の次の言葉。

少しずつ遺構実測が進んでいく現場の図面を日々蓄積して、現場で閲覧・修正できる(理論的には)。

考古学とあながち無関係ではない仕事をしている私なので、ピンときてしまいました。ああなるほど野帳なんだ!と。例えば右脳さんとこなんか見ていて、「あーお医者さんはそうだよねー」などと他人事みたいに思っていた私がバカでした。自分はどうなのよ、というわけです。

さあ、これからもっともっとPalmを活用してはまりましょうかね。感傷にひたってる場合ではないのです。

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