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2004年1月25日

なんだこりゃ

すでにいろいろなところで紹介されてますが、米Synosphere社のBlue Dock。世界初のPDA用ドッキングステーションだそうで、キーボードやらマウスやらモニターやら、USB機器やらがつなげる。ネットワークインターフェイス(イーサネットかな?)も備えて、デスクトップ・コンピュータ同等の機能を実現させるとか。SDIOポートを備えたPalmとPPCに対応していて、だいたい$249くらいで今年の第4四半期には発売予定らしい。

同社サイトのギャラリーでは、たしかにPalmやPPCをドッキングさせて、いくつかのアプリをモニタに表示させた写真をみることができます。

最初このニュースをpocketgamesさんとこでみたときの感想は、ともかく「なんだこりゃ」というもの。当初モニタ接続ができることを見落としていたので、なおさらでした。こんなちまちました画面でデスクトップPCの機能なんて笑わせるなと。その後サイトの写真みたりして少し納得。でもなぁ…。

いつものPalmInfocenterのコメントみても、「はぁ? 誰かこれの必要性を教えてよ。誰に向けた商品なの? PCを持ってない人用?」ってのがまさに私の感覚と同じ反応。これに対しては「確固とした信頼できる'ひとつの'ソリューションを望んでる者にとってはどうだろう。私は個人的にいろんな理由でマイクロソフト製品がイヤで、仕事はPalmをベースにしてる」というような反応も。つまり何もかもPalmでやりたい者には朗報だというのですな。

また、こんなふうに列挙している人もいますね。

こんな人々にはいいと思うよ

  1. デスクトップやラップトップにあまり金をかけたくない人
  2. 家の中にもう一台、例えばキッチンやTVルームやガレージや客間や子供部屋や風呂場にPCを置きたいと思っている人
  3. 余ったモニターとキーボードとマウスを活用したい人
  4. バンやキャンピングカーにPCを積みたいと思っている人
  5. コンピュータと無縁で暮らしてきたおおくの老人達のように、まったくPCを持っていない人
  6. PCのトラブルに疲れた人
  7. これ以上ビルゲイツをリッチにしたくない人

まぁ最後のでわかるようにネタでしょう。もしまじめに言ってるとしたらつっこみどころ満載です。最初の点からして、「DELL Dimension 2400は$399、Tungsten T3も$399」という投稿があるくらいですし。

健全なマーケティングの思想ではなく、単に技術だけがIT産業を駆り立てていくことに対し、company waiting to die だの mental masturbation だのといった激越な言葉を並べて憤慨している人もいますよ。技術的には可能だろうが市場をまったく考慮していないというのですね。

たしかにそう需要があるとは思えない商品です。でもこうしていろんな意見を読んでみて、ちょっと考えることも。

たとえばPCとの連携の容易さを大きな武器にして登場したPalmは、PCのデータを切り出して持ち運ぶデバイスとしておおいに重宝されてきたわけですよね。もちろんその便利さは今でも変わらないし、私もおおいに享受しているのですが、しかしそうした用途での市場がほぼ頭打ちのようである一方で、PalmというかPDAを単体で使う、あるいは使おうとする人が(潜在層も含めて)増えている、技術進歩が現実にそのような方向を実現しつつあるんですよねたぶん。

そう考えると、すこし長い目でみたらこれはありなのかも。まずなんだこりゃと思ってしまったワタシは、古い枠にとらわれすぎているのかもですな。

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