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2003年12月13日

三題噺

三題噺ってのがありますな。えーこの噺家がね、寄席でもってお客さんからお題をもらって、そいつを組み合わせて即興で語るン。それぞれのお題がかけ離れてるほど、うまく組み合わせた妙技が光るという、まぁ寸法ですな。「鰍沢」なんてぇ噺は、明治の名人三遊亭圓朝が演じた三題噺が元になってるんだそうで。

さてここでお題をいただきましょ。あ早速そちらのお兄さん。え「ブルマー」。はぁはぁって息が荒いね大丈夫ですか。お次は「市町村合併」。うーんお父さん言うことが堅いね。ま、いま話題ですもんねどこでも。はいそちらのお嬢さんは。「和歌」。はぁ三十一文字とは風雅ですな。えー…さて困ったよ。

とまぁ妙な書き出しで始めましたが、どうですかね、このみっつ。何かつながりがあると思いますか? ま、普通思いませんよね。しかしこれがつながるんです。

四国にウルトラ出版という会社がありまして、自費出版を支援する会社だそうですが、ここがちょっと前に『日本ブルマー史料集成』という本を企画した。どうやら警備会社の社長がどうしても出したくて、止むに止まれず別会社まで作ってしまったらしいです。と、ここまでは昨2002年8月のパーム盆地でちんさんが紹介した話。

ところがついさっきふと魔が差して、このウルトラ出版のページに行ってみたんです。

『日本ブルマー史料集成』は本年2月にめでたく発刊されたそうでご同慶のいたり。そして2冊目の本も出ていましたね。次は水着だろなんて思うのは下司の勘ぐりってものです。なんとそれは『市町村合併に関する一考察』。行政学的見地から自治体合併の背景と実状・課題を論じたものだそうです。そしてさらに次回刊行予定は『新撰武家百人一首攷』。江戸時代に編纂された和歌集の研究書ですが、ものすごく毛利元就に似た豊臣秀吉から目が離せません。

このラインナップをみて、くらくらしてしまいました。しかし自費出版支援の会社だそうですから、いろいろなものが出るのは当然でしょう。まずブルマは社長の作として、市町村合併と和歌集は別に著者が…あれ、著者名がどこにもない…!

これはどうしたことでしょう。あえて自費出版までするような著者は、とりわけ自分の名を出したいはずです。ということは…まさかブルマと同一人物が…そういえばブルマも「史料集成」であり、人文・社会科学系の研究書の体裁に対するこだわりが…いやまさか…

意表をつく展開に衝撃をうけて立ち直れそうにありません。この目で確かめたい気もするのですが、まぁ去年ちんさんが言ったように、「おもしろいからそっとしとく」のが吉でしょう。あーびっくりした。

あ、『日本ブルマー史料集成』の表紙は、ひょっとしたらブルマー女史の肖像?

12/14追記
ええとちんさんにメール出したらとても喜んでいただいて紹介までしてもらって感激です。パーム盆地からリンクで来てくださった方ようこそいらっしゃいませ。

ちんさん、毛利元就に異常に反応してましたが、ええとですね、パーム盆地に載ってる毛利元就像は有名な防府市の毛利博物館所蔵のやつですね(あーだこーだ言われるとやだからリンクしないので、盆地で見てくださいよ。見事なコラボレーション。違うか)。でウルトラさんの「秀吉像」とじっくり見比べてみる。左右が逆ですね。着物の紋もありません。でも似てますね。誰ですか。

現在まで伝わっている秀吉の肖像にはいくつかパターンがあるので、ひょっとしたらこういう秀吉像がどこかに伝来しているのかもしれませんね。それならウルトラさんに罪はないのですが。でも似てますね毛利元就に。で誰だきみわ。

ところで先ほどもうひとつ大発見をしてしまいました。ウルトラ出版のページの下の方。大股をひろげたブルマーねえちゃんの背後には戦国合戦図屏風が…。ブルマファンは歴史ファンでもあったか。ますます同一著者疑惑が強まります。うーん頭がますます痛くなってきますね。エアオンチ聞きながらこたつにもぐるとします。

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コメント

さっさおく目が離せず、パームボンチでも紹介いたしました。ありがとうございます。傑作!

いやどうも紹介していただき恐縮です。
「BLOGの顔にドロを塗る」というお言葉が無上のほめ言葉に思える私は、どこか変な道に踏み込んでしまったのでしょうか。
とにかく感激です。ありがとうございました。

さて、ちょっと気付いたこともありますので、のちほど続報を追記したいと思います。

URLがわからなくてもうしわけありません。日本ブルマー史料集成購入代引きでおねがいします。

よく読んでください。ワタシが売ってるわけではないですよ。

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